白薔薇と黒薔薇の箱庭
気ままに更新。 気が向いたら自作の物を更新。 北の国の学生さんが送る日常日記。
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一人で泣く貴女へ 三人より
悲哀に満ちた瞳で
白い頬に滴をすべらせ
夕闇 見つめる貴女が
触れてはいけないようで
触れなくては壊れてしまいそうで
白い頬に滴をすべらせ
夕闇 見つめる貴女が
触れてはいけないようで
触れなくては壊れてしまいそうで
甘美な音色に隠した
切ない思いに身をまかせ
窓辺で歌う貴女が
つかまえてはいけないようで
つかまえていなくては消えそうで
切ない思いに身をまかせ
窓辺で歌う貴女が
つかまえてはいけないようで
つかまえていなくては消えそうで
心を切り裂く思いを消そうと
仮面をはりつけて
無理に笑おうとする貴女は
気づいてはいけないようで
気づかなくては溶けてしまいそうで
仮面をはりつけて
無理に笑おうとする貴女は
気づいてはいけないようで
気づかなくては溶けてしまいそうで
ピアノの詩人と謳われたショパンが作った曲と従姉妹の思い出がかさなったので書き上げました。
綺羅の知るショパンの曲の切なげなメロディと従姉妹の姿がよくにてるんです。
綺羅には、一人で泣く従姉妹がいました。
同い年の子なんですが、とても責任感が強くて、妹や弟の面倒をしっかり見ていた子でした。無愛想で口数も少なく決して社交的とは言えない子でしたが、優しい子でした。
ただ優しいが故になんでも一人で抱え込もうとして、自分を追い込んでいってしまう子でもありました。
人知れず涙を流す従姉妹はいつもの強さはなく、脆さだけが浮き彫りになっていて雪のように儚く見えました。
そして弱さを妹や弟に見せまいと笑う姿が痛々しかった。
今は疎遠になってしまった彼女ですが、今もどこかで泣いているような気がします。
綺羅の知るショパンの曲の切なげなメロディと従姉妹の姿がよくにてるんです。
綺羅には、一人で泣く従姉妹がいました。
同い年の子なんですが、とても責任感が強くて、妹や弟の面倒をしっかり見ていた子でした。無愛想で口数も少なく決して社交的とは言えない子でしたが、優しい子でした。
ただ優しいが故になんでも一人で抱え込もうとして、自分を追い込んでいってしまう子でもありました。
人知れず涙を流す従姉妹はいつもの強さはなく、脆さだけが浮き彫りになっていて雪のように儚く見えました。
そして弱さを妹や弟に見せまいと笑う姿が痛々しかった。
今は疎遠になってしまった彼女ですが、今もどこかで泣いているような気がします。
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