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白薔薇と黒薔薇の箱庭

気ままに更新。 気が向いたら自作の物を更新。 北の国の学生さんが送る日常日記。

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薔薇の花言葉シリーズ first ~青~

降りそそぐ花びらは私からあなたへのプレゼント

惜しみなく舞い散る花びらは 
あなたに    いえ、あなた達に

とても似合ってる



その花は私を語っているようだ



鳴り響く鐘の音は二人を祝福するように。
色とりどりの花のシャワーと人々の笑顔。
幸せすぎる空間。
暖かなその世界にとけ込めない私は少し離れた場所から二人を見ていた。


大切な幼なじみとあの子が今、腕を組んで階段を下りていく。
二人は本当に幸せそう。
幼なじみのあいつは少し照れくさそうで、あの子ははにかむように笑っていて・・至福の時を過ごしているのがみるだけでわかる。


なんだか、妬けてしまうな。


ぽつりと生まれた感情に苦笑しながらも、ついつい思ってしまう。



「もしかしたら今、あいつの隣にいたのは自分だったかもしれない」と。


こんなにわかりきった現実を見ても、どこかでまだあいつへの思いは断ち切れていなくて、あの子へのライバル心も消えてはいなくて・・、ホント未練たらしい女だと自分を笑った。


二人を認めたくて、思いを断ち切りたくてここに来たはずなのにいったい自分は何をしているのだろう。
前を向けば二人と目があった。
二人は少し目を見開いたけどにっこりと笑った。

無表情な私




だけど





ゆっくり





口端をあげて






笑い返した





二人はまた嬉しそうに笑って、歩みを再開した。

心の中がじんわりとあたたかくなる。
ひろがる温度は冷たい私を溶かして、暖かな世界へ誘い込んだ。


未練というか後悔というか、そういう後ろめたい気持ちも少なからずあるけれど、今はただ二人のために花を降らせたかった。
受付で渡された籠に入っていた花ではなく、白い花びらを二人に降らせた。

赤やピンクに混じって白い花びらが二人のもとへ舞っていく。
純粋な色はまるで二人のよう。



真っ白な二人

踏み込めないその色




あなたの隣にあることは

永遠の夢となった



去りゆく二人に満足する今の私には

青いバラがよく似合う

そう思った











ヘイヘイヘイヘイ!!
なんなんでしょうね、この文才の無さは!
ため息が大量に出てストレス度アップですよ全く。

綺羅の好きな花NO.1に輝く「バラ」を題材にシリーズを構成したのにしょっぱなからこんなダメダメじゃ泣けてきます。
(意味不ですよ意味不!)
内容なんか、ちょーわけわかんなくて理解に苦しむ話です。


補足・・青いバラの花言葉
不可能/奇跡/可能性/永遠の夢/神の祝福

今回の話は青文字の部分の言葉をテーマに作りました。
わかりにくい話ですが作者はテーマにしたつもりでいるのでご了承下さい。
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綺羅
性別:
女性
職業:
学生さん
趣味:
菓子制作
自己紹介:
 好きなものは自由
  欲しいものは心
   吐き出したいのは愛情

 夢見がちに生きてて
 リアルとファンタジーの狭間に住む女ですよ

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