白薔薇と黒薔薇の箱庭
気ままに更新。 気が向いたら自作の物を更新。 北の国の学生さんが送る日常日記。
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薔薇の花言葉シリーズ third~黒~
キラリと光る銀のナイフに滴るのは
君の血か
僕の涙か
エゴに溺れて
赤い水溜まり
中心には少女がいる。
否、
少女だったものがある。
そして僕の手には、
銀色に光るナイフ。
そう
僕は
恋人である少女を
この手で 殺した。
病弱だった彼女。
華奢な体は病によってさらに細くなり、
肌も真っ白になった。
痩せこけていく彼女。
タイムリミットは目前。
会うたびに錯覚した。
このまま消えてしまうのではないかと。
彼女を失うのが怖かった。
嫌だった。
だから
「病」に彼女をとられる前に、
彼女の時を僕の手で
止めようと思ったんだ。
また一粒
滴が
銀ナイフの先から
滴る。
彼女の時は止まった。
これで彼女は僕のもの。
失うことはない。
嬉しいはずなのに
なぜだか
心はカラッポだ。
また一粒
滴が
銀ナイフの先から
滴る。
それは
透明な
滴だった。
END
君の血か
僕の涙か
エゴに溺れて
赤い水溜まり
中心には少女がいる。
否、
少女だったものがある。
そして僕の手には、
銀色に光るナイフ。
そう
僕は
恋人である少女を
この手で 殺した。
病弱だった彼女。
華奢な体は病によってさらに細くなり、
肌も真っ白になった。
痩せこけていく彼女。
タイムリミットは目前。
会うたびに錯覚した。
このまま消えてしまうのではないかと。
彼女を失うのが怖かった。
嫌だった。
だから
「病」に彼女をとられる前に、
彼女の時を僕の手で
止めようと思ったんだ。
また一粒
滴が
銀ナイフの先から
滴る。
彼女の時は止まった。
これで彼女は僕のもの。
失うことはない。
嬉しいはずなのに
なぜだか
心はカラッポだ。
また一粒
滴が
銀ナイフの先から
滴る。
それは
透明な
滴だった。
END
ヒステリーなのか。
ノイローゼなのか。
それは綺羅にもわからない。
ただ分類できない、内容が不明な駄文を書いてしまったことはわかる。
end
ノイローゼなのか。
それは綺羅にもわからない。
ただ分類できない、内容が不明な駄文を書いてしまったことはわかる。
end
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