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白薔薇と黒薔薇の箱庭

気ままに更新。 気が向いたら自作の物を更新。 北の国の学生さんが送る日常日記。

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授業中に思いついたお話

目の前が真っ赤になったその後、その後は・・・

     真紅の彼に鎮魂歌を
           藍色の私にぬくもりを

目覚めたのは私の部屋
いつもとかわらない景色
昨日は何をしていたんだっけ
あぁ・・そうだ、仕事から帰ってきて
ボスの愚痴につきあわされて
それから眠ったんだ

目覚めたばかりの重たい頭を起して
お気に入りの黒いコートをはおって
皆のいるリビングへと
階段を下りた

皆は今、朝食だという感じだった
ボスがいなくて7人分の食事が運ばれてくる
・・・・・7?
リビングには7人、皿も7つ
間違っていない、間違っていないのに
足りない
食事に手をつけない私に仲間が声をかける

「どうしたの?」
「足りない。でも何が足りないのかわからない。」
「・・・。」
ぶつぶつとつぶやいている時
視界に赤が映る
赤・・・。血のような赤。
血・・・・。
「!!!」

フラッシュバックする記憶
よみがえる画像

あの人は誰?
私をかばって撃たれたのは誰?
地面に倒れたのは誰?
真っ赤に染まったのは誰?

あの人は私の恋人

私をかばって撃たれたのは彼
地面に倒れたのは彼
真っ赤に染まったのは彼

彼は私の愛しい人


思いだした・・そうだ
彼が死んだことを
私は信じたくなくて、認めたくなくて
私は「彼」という存在を消した。
「彼」を私から消すことで、
「彼」を失った絶望から
私は逃げようとした


ぼろぼろと崩れるように泣く私を
そっと風がなでた
その風はどこか彼に似ていた



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遅すぎたラブレター

if
もしもあの時、僕が素直だったのなら
君はいなくならなかったのだろうか

ある日突然 君はいなくなった
冷たい部屋、無機質な空間、
しおれた花が君がいないことを自覚させた

if
もしもあの時、僕が「愛している」とつげていたら
君ははにかむように微笑んで、今も僕の隣にいてくれたのだろうか

突き放したのは僕なのに
空いた隣が寂しかった

if
もしも時間が戻るなら
君を失う前に戻りたい
今の僕なら君を幸せにできるから

思い出すのは君の優しい笑顔
だけど最後にそれをみたのはいつだろう
思い出せないほど昔なのだろう
君の悲しげな顔が鮮明に思い出せる自分に舌打ちした

if
もしも君にもう一度会えたなら
笑って欲しい
あの優しい笑顔で





また桜が咲き始める
今日も僕は君と初めて会った公園で
いまだ帰らない君を思う


(失ってから 僕は 君が中心だったことを知った)



届カナイ ラブレター
ソレデモ 僕ハ書キツヅケル
君ヘ言エナカッタ愛ヲ

僕ハ書キツヅケル

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プロフィール

HN:
綺羅
性別:
女性
職業:
学生さん
趣味:
菓子制作
自己紹介:
 好きなものは自由
  欲しいものは心
   吐き出したいのは愛情

 夢見がちに生きてて
 リアルとファンタジーの狭間に住む女ですよ

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